前回に載せています、旧福田家を訪れた時にいらっしゃった方が
「こういうところもありますよ」と
おしえていただいた場所へ行きました。
旧福田家から自転車で1分。
佐賀が誇る人物のひとりを紹介する処
肥前通仙亭(ひぜんつうせんてい)といいます。 |
高遊外売茶翁(こうゆうがいばいさおう1675~1763)
佐賀市生まれで、煎茶を全国に広めた人です。
肥前通仙亭ではこの売茶翁の存在を
それこそ全国の人々に知ってもらうために建てられました。
お茶といえば千利休がわび茶の祖・聖茶と称されていますが、
高遊外売茶翁は煎茶を庶民に広め、煎茶道の祖・茶神と呼ばれていました。
四季相応な美しい場所へ茶道具を担いで出かけては
自然の中でおいしいお茶を身分関係なく人々にふるまい、会話を楽しんでいたという。
素敵です。。
で、この肥前通仙亭がちょうど開館1周年で
ラッキーなことに記念式典に参加させていただきました!
掛け軸はなんと売茶翁直筆!開館1周年のお祝いとして東京在住の方から寄贈されたとのこと。 |
住職さんのお話もあり |
たくさんの方が来られていました。 |
売茶翁ポロシャツ。スタッフの方オンリーでした。売っていたら買ってた。 |
無料でお茶会にも参加! |
茶葉がちがうとかまぁそれもあるだろうけど…いつも飲んでいる味とは全然ちがう、こんな味になるのか!という印象。 |
一度飲むとおかわりの急須がまわってきます。 |
このような場でのお茶会というのは、きちんとした作法があってかたいイメージだったので
緊張しましたが、隣の人とおしゃべりしながらお茶をいただく、気軽な雰囲気でした。
しかしながら貴重な経験でした。
売茶翁の存在や
庶民に伝えたとはいえ、煎茶法があり、奥深いお茶の味。
日本人であることが嬉しく思える時間でした。
NPO法人高遊外売茶翁顕彰会 理事長 川本喜美子さん |
理事長の川本さんには、初めて訪れた私達に館内の説明や売茶翁のお話をしていただいたり、1周年記念式典にもお誘いくださいました。スタッフの方もいい人ばかり!
どうもありがとうございました!!
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